「精神力マウスききみみ号」をはじめとする、大西科学の脳波解析・思考推定システムの応用として、大西科学ではこのたび、パーティグッズ等への応用が予定されている「感情メーター・みたまシリーズ」のOEM生産を開始しました。ここでは、大西科学の技術のデモンストレーションとして、みたまシリーズの思考解析エンジン部分をご紹介致します。
大西科学では、「ききみみ号」「はかる君」をはじめとする、皮膚に装着した電位計から脳波を解析、内部の精神状態をある程度推定するという、「思考推定」システムを開発してまいりました。「ききみみ号」においてはこの技術を、思考によるパソコンのコントロールに、また「はかる君」においては対ストレス反応速度の高度解析に利用しておりますが、これらの高精度の解析が必要になる分野と異なり、パーティーグッズとしてのうそ発見器(「ラブラブメーター」等の名称で商品化されております)など、大きな感情の起伏程度の推定にその能力を限定することで「ききみみ号」で108基に達した電位計数を2つまでに減少させることに成功。感情メーター「みたまシリーズ」として商品化を開始しました。
「あらみたま号」は、みたまシリーズの第一弾として企画、生産開始された製品です。あらみたま号基本セットは、大西科学高精度電位傾斜度計二基と、独自の思考推定システム、簡易表示装置からなっております。電位計を頭部のさだめられた場所に装着し、電源を入れると、あらみたま号が自動的に装着者の精神状態の較正を行い、待機状態に入ります(約10秒で完了します)。この後、感情の起伏に従って、装着者の「怒り度」を、表示装置に5段階の光と音で表示します。
あらみたま号は、特に「怒り」の感情に特化した測定能力を与えられていますが、内蔵のフラッシュROMの書き換えにより、「恋愛感情」「笑い」「幸福」の3つの能力用にセットアップすることができます(同時使用はできません)。標準セットの場合は装置内にはこの書き換え用のインターフェースを持っておりませんが、低コストで4タイプを同時に生産することを可能にしております。これらは、それぞれ「にぎみたま号」「くしみたま号」「さきみたま号」として生産を予定しております。また、他の感情「悲しい」「眠い」「恥ずかしい」等についても開発中です。
あらみたま号をパーティグッズ等に応用することで「怒りメーター」として使用が可能です。思わぬ感情の起伏を明示的に表示することによって、会場の大きな盛り上がりを期待することができるのです。あらみたま1号は低コストですから、参加者全員に配布して、会場の怒り度のようなものを一覧することで、長いスピーチなどを未然に防ぐ効果が得られるでしょう。さらに、装置は軽量簡便にできておりますから、この装置の装着が一般化すれば、電車内など公共の場所での「社会的怒り」を総計して対象者に伝えるなどの使い方も考えられます。大西科学の「あらみたま号」思考解析エンジンのさらなるユニークな利用法は、あなたが見つけてください。
仕様 | |
名称 | 感情メーターあらみたま1号(EM-01-01あらみたま1号) |
類別 | 頭部皮膚電位測定式思考解析システム(感情計測器) |
形式 | 電位測定器 |
保証精度 | 50%/1EM |
出力データ形式 | 0〜100mVアナログ/RS-232C(オプション) |
インターフェース | 電源スイッチ・リセットボタン兼用 |
基本セット構成 | 測定/解析部・表示部 |
電源 | 単4電池×1 |
サイズ | 20×30×7(測定・解析部) 50×10×2(表示部) |
価格 | オープンプライス |
オプション | 価格 | |
シリアルインターフェース 「はなす君1号」 | 組み込み用シリアルインターフェース | 700円 |
使用上のご注意
※思考解析装置規制法により、使用者の書面での許可なしでの装着は禁じられております。
※「あらみたま号」は、現在のところOEM生産のみとなり、一般向けの販売を行っておりません。興味をお持ちの方は、OEM先からの購入をご検討ください。
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