渡辺登志夫

 スピードマン各務剛志の勤める会社「ワタナベクリエイト」の社長。プログラマー/システムエンジニアとして勤務していた大手電機系企業を中途退職ののち、自宅でパソコン用特定業務向けソフトウェアの開発販売を行う小規模なソフトハウス「ワタナベクリエイト」を開業、一〇年でソフトウェア総合コンサルタントを行う、技術者五十余名を抱えるIT企業にまで成長させた。

 その来歴にふさわしく、ある種の人格的「アク」を抱えた人間であるが、その実績において、敵にも尊敬される種類の人物である。


目次に戻る