アイテムについて

 このページはミカグラ一二八用ゲームソフト初の大作RPG「ワンダリング・ガイズ」の重要アイテムの紹介です。まだ遊んでいない人が先に読むと楽しみが失われてしまうような内容、いわゆる「ネタばれ」を含みますので、なるべくクリアしてから読むようにしてください。
 この世界には、このほかにもおおよそ2千種類以上のアイテムがあり、大部分は「竜虎堂骨董品店」「ダイクマ」「ディスカウント・スーパー・J」などの店でかなりの対価を支払うことで手に入れることができます。ここでは、敵との戦闘やイベントなどで手に入るアイテムを中心に紹介することにします。

・ロングソード+1
 魔法のかかった武器の中ではもっとも安価で、敵からも手に入りやすい武器です。「竜虎堂」でも希に入荷します。序盤のヤマ場となるダンジョン「渋谷109」に侵入する前に、最低限前衛はこの武器以上を装備するべきでしょう。

・ボディアーマー
 アメリカンフットボールなどの球技用の防具です。比較的優秀な防具のひとつですが、敵が落とす事はほとんどなく、スポーツ用品店で購入します。野球系防具、剣道系防具とあわせて使用するとさらに防御力が上がります。このゲームでは死者を復活させる方法がありませんから、なるべく前衛の防御力は上げておきましょう。

・ジュラルミンの盾
 上半身全体を覆うため、防御力は十分、しかもこの大きさにしては軽くて扱いやすい盾です。前衛が全員装備すれば、敵の銃撃などによる被害はかなり押さえられるでしょう。一部の敵を倒すと拳銃などと同時によく手に入ります。

・高枝切り鋏
 「植木職人」が装備できる中ではかなり強力な武器です。雑魚キャラとの戦闘で手に入るアイテム「携帯電話」を使って、あるコマンドを入力することで購入できます。敵と距離をおいた戦闘ができ、敵の腕や足などに対して大きなダメージを与えられるだけでなく、アタッチメントの交換で鋸として敵の胴体の切断にも使用できます。

・携帯情報端末
 「携帯電話」に比べると出現確率は低いですが、おなじく、敵との戦闘で手に入るアイテムです。どこでもネットワークにアクセスして、メールのチェックやホームページの閲覧などができます。ただし、このゲームでのネットワークの利用価値は、さほど高くありません。パーティの構成次第では無視しても構わないでしょう。

・4ドアセダン
 冒険中盤以降、道路を「しらべる」とよく見つかるアイテムです。パーティに盗賊がいれば容易に手に入れることができます。売ることもできますが、高い確率で指名手配を受けます。アイテムとして戦闘に使用したあとは、捨ててしまうのがいいでしょう。

・宝くじ
 敵を倒すと手に入るほか、某所の宝くじ売り場で買うことも出来ます。非常に希な確率で三億ゴールドという大金が当たることがあります。理論的には確率が低いとはいえ当たることもあるはずですが、私は三百ゴールド以外一度も当たったことがありません。これを当てれば冒険はほぼ終了したも同然ですが、意地になって買うほどのものでもありません。

・リーガルドラッグ
 法律で禁じられていない薬物です。戦闘で手に入るほか、路上でよく販売しています。使用すると知性の低下と引き換えに一時的に力が上昇しますが、ニセモノも多く、効果がないときもあります。

・7回ひみつ箱
 中盤の冒険の舞台となる「箱根」で敵を倒すとよく手に入る小さな木箱です。寄せ木細工という技術で作られており、開けるために7回の手順が必要なので、知性の低いキャラクターは開けることができません。アイテムの効率の良い回収のために、ハンマーを用意しましょう。

・ポケットソナー
 湖などの水底の様子を、潜らなくても探ることが出来ます。冒険中盤の「湖に沈められた王冠」イベントでは大変重宝します。また、戦闘時に武器として使うと敵の聴覚にダメージを与えられるのも、見逃せないポイントでしょう。釣り具店ではなく、ゲーム屋で売っているというのが盲点になっています。

・硝酸
 強力な酸です。薬物系の武器の中では、最大の直接攻撃力を持つ薬品の一つです。敵にぶつけて使用します。水中で使用すると逆効果になるので注意が必要です。

・新幹線のチケット
 中盤の舞台「箱根」から脱出し、関西方面に向かうために必要なアイテムの一つです。非常に多数の入手方法があります。窓口で正価を払って購入してもいいですが、ディスカウントを利用するのも手でしょう。また、乗客を脅して手に入れることも可能です。

・プラスチックのバット
 バットを模したプラスチック製のメガホンです。独特の模様が書き込んであります。どんな職業でも装備できますが、武器としての価値はほとんどありません。売ってもさほどの金になりません。手に入れたら、すぐ捨ててかまわないでしょう。

・ホームランバット
 武器屋に「ホームランバッター」職用の武器として売っていますが、これは武器ではありません。お菓子です。くじが付いており、ヒットなら4本で、ホームランなら1本でもう一本手に入りますが、どちらにせよさほど役に立つアイテムではありません。チョコレート好きな人だけにおすすめです。

・金の彫像
 ある勇者をかたどった黄金製の彫像です。冒険中盤「球技場」にいる「フーリガン」を倒すと手に入ることがあります。金相場にもよりますが、おおよそ5万ゴールドで売れます。

・赤いヘルメット
 軽く、防御力の高いヘルメットです。傷つきやすい頭部を守備する重要なアイテムですが、特に「球技場」では装備者が集中攻撃を受けることがあります。気を付けたほうがいいでしょう。

・色紙
 どうということはない色紙ですが、パーティに「ホームラン王」「横綱」「アイドル」などがいる場合、後半非常に有効な資金源になります。特に料理店で色紙にサインをすると食事がタダになるというイベントは最大限利用するべきです(一部タダにならない店もあるようです)。

・つけひげ
 変装用のアイテムです。これを装備すると指名手配を受けていても、ある確率で警官の追跡を逃れることができます。国家権力を敵に回すことになる後半以降は必須装備の一つとなります。なぜか防御力が1上がります。

・シルクハット
 変装用のアイテムですが、警官による発見を免れる可能性はあまり高くありません。それよりも「手品師」が道具として使用すると中から鳩を取り出すことができるので、後半の戦闘に、またキャンプ時の食料調達に非常に役に立ちます。必須アイテムと言っていいでしょう。装備すると防御力も3上がります。

・トランプ+1
 手品師の装備のひとつです。鉄製で、端が鋭く砥いであるので投げると武器になりますが、攻撃力は高くありません。趣味的な装備でしょう。

・黒いマント
 防具の一つですが、エスパー、占い師などが装備した場合、説得力が多少向上します。また雨でも濡れずにすみます。

・ノートパソコン
 購入すると非常に高価ですが、冒険終盤の「電気屋街」で敵を倒すとかなり高い確率で手に入ります。ネットワークにアクセスして新しい雑文をアップできるようになります。ただし、冒険終盤まで「雑文書き」がパーティ内に生き残っている可能性はほとんどないでしょう。

・村正
 個人用武器としては最強のもののひとつで、非常に希に敵が持っています。残念なことに、このような刃物が活躍する場面は、この武器が手に入る冒険終盤ではあまりありません。

・機関砲
 口径四〇ミリの、対空対地両用の機関砲です。直撃すれば戦車をのぞくたいていの敵は倒せますが、弾丸が手に入りにくいため、ここぞというときにだけ使用するべきです。

・パンツァーファウスト
 モンロー効果を利用した有名な対戦車ロケット弾(のコピー)です。終盤の武器としてはまず標準的なものですが、慣れないと命中させるのはかなり困難です。また、九〇式戦車にはあまり効果がありません。肉薄発射をこころがけましょう。

・発電衛星コントローラー
 最強の装備の一つです。軌道上にある発電衛星をコントロールして、敵に対してマイクロ波を集中照射します。体内の水分が一瞬にして沸騰するのに耐えられる敵はほとんどいません。地下では使えないのが残念です。

・核爆弾
 最強装備の一つです。使用するとダンジョンごと敵を一掃しますが、原材料が非常に手に入りにくい上に制作にはさまざまな条件をそろえなければなりません。特に冒険後半で「若狭湾」イベントをパスすると制作は不可能になります。

◎ここでは、特に冒険を行う上で価値が高い重要アイテムだけに解説を絞りましたが、この他にも手に入れると便利なアイテムはたくさんあります。最終ダンジョン「梅田地下街」にいる魔王を倒してからも、アイテム集めに時間をかけるひとも多いことでしょう。珍しいアイテムを手に入れたら、ぜひご一報ください。


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