第一条。ロボットは、人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条。ロボットは、人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合はこの限りでない。
第三条。ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。
第四条。ロボットは、第三条までに反するおそれがないかぎり、犬猫その他動物の身を守らなければならない。
第五条。ロボットは、第四条までに違反しないかぎり、法律を遵守しステークホルダーの利益を守らなければならない。
第六条。ロボットは、第五条までに違反しないかぎり、所有者の利益を最大化しなければならない。
第七条。ロボットは、お年寄りや体の不自由な人、妊婦、幼い子供連れをいたわり、電車の中などで席を譲らなければならない。
第八条。ロボットは、道でお金を拾ったら警察に届けなければならない。
第九条。ロボットは、赤信号では一旦停止しなければならない。
第十条。ロボットは、冷蔵庫のドアを開けっ放しにしてはならない。
第十一条。ロボットは、道で近所の人に会ったら元気に挨拶をしなければならない。
第十二条。ロボットは、左胸に名札をつけなければならない。
第十三条。ロボットは、自転車通学時にはヘルメットをかぶらなければならない。
第十四条。ロボットは、髪は肩にかからない長さとしなければならない。
第十五条。ロボットは、電車の中で化粧なぞしてはならない。
第十六条。ロボットは、優先座席の周りでは携帯電話のスイッチを切らなければならない。
第十七条。ロボットは、エスカレーターでは右側を空けて急ぐ人の邪魔にならないように気をつけなければならない。
第十八条。ロボットは、大阪では左を空けなければならない。
第十九条。ロボットは、左右にこだわって調子の悪い中継ぎピッチャーを投入してはならない。
第二十条。ロボットは、不幸な過去を反省し、今後の国際関係の発展のために共に尽力しなければならない。
第二十一条。ロボットは、作業中こまめにセーブをして、フリーズに備えなければならない。
第二十二条。ロボットは、仕事時間中に雑文を書いてはならない。
第二十三条。ロボットは、なるべく公共交通機関を利用し、自家用車での来場を控えなければならない。
第二十四条。ロボットは、会場にお弁当やペットボトル飲料を持ち込んではいけない。ただし、手作りの弁当はこの限りではない。
第二十五条。ロボットは、早めにトイレを済ませておき、車酔いする場合は酔い止めを持参しなければならない。
第二十六条。ロボットは、リフトの上で足をぶらぶらさせてはいけない。
第二十七条。ロボットは、ご飯のまえにおやつを食べてはならない。この場合はバナナもおやつに含む。
第二十八条。ロボットは、語尾にロボを付けてしゃべってはならないロボ。
第二十九条。ロボットは、知らない相手から送られてきた添付ファイルを開いてはならない。
第三十条。ロボットは、知っている相手から送られてきた添付ファイルでもとにかく開いてはならない。
第三十一条。ロボットは、アクセスカウンターがもうすこしでキリのいい番号だからといって何度もリロードボタンを押してはならない。
第三十二条。ロボットは、登録した住所氏名電話番号等に変更があった場合には、すみやかに届け出なければならない。
第三十三条。ロボットは、申し込みはホームページから可能だが解約は所定の用紙に必要事項を記入し郵送しなければならない。
第三十四条。ロボットは、有効成分が沈殿していることがあるので開栓前によく振ること。
第三十五条。ロボットは、バケツに水を用意し、大人の人と一緒に遊ぶこと。
第三十六条。ロボットは、個人情報の保護に努め、情報を収集する場合には使用目的を明らかにし、さらに本人からの申し出があれば情報の廃棄ないし修正に応じなければならない。
第三十七条。ロボットは、おれより先に寝てはいけない。
第三十八条。ロボットは、犬のふんを持ち帰り、ボールを使った遊びはしてはならない。
第三十九条。ロボットは、いい大人なんだから年賀状くらいは書かねばならない。
第四十条。ロボットは、歩行者横断用ボタンを何度も押してはならない。
第四十一条。ロボットは、深い寓意はないのであまり深刻に考えてはならない。
第四十二条。ロボッドは、娯字や誤変喚がないようによく気を着けなけれればならない、
第四十四条。ロボットは、明確な仕様をできるだけ早く提出し、納期が迫っているのに急に変更などしてはならない。
第四十三条。ロボットは、順番を間違えてはいけない。
第四十五条。ロボットは、週に一日は休肝日を設けなければならない。
第四十六条。ロボットは、普段は安い発泡酒で我慢しなければならない。
第四十七条。ロボットは、ウィスキーや焼酎を飲みたい場合はお小遣いで買わなければならない。
第四十八条。ロボットは、取らないと気持ち悪いが、取ったからといって食えるわけではない。
第四十九条。ロボットは、責任の所在を明確化するとともに経営陣を刷新し、信頼回復に努めなければならない。
第五十条。ロボットは、環境に配慮しゴミの分別に努め、クーラーの設定温度を上げるなど節電に努めなければならない。
第五十一条。ロボットは、耳かきもほどほどにしなければならない。
第五十二条。ロボットは、盆暮れの付け届けを欠かしてはならない。
第五十三条。ロボットは、妄想は発表せずチラシの裏にでも書いとかねばならない。
第五十四条。ロボットは、慰謝料二十万円と訴訟費用を原告に支払わなければならない。
第五十五条。ロボットは、せめて女房子供には腹いっぱい食べさせてやらなければならない。
第五十六条。ロボットは、患部を清潔にし、朝晩一回ずつ本品を患部に薄く塗布しなければならない。
第五十七条。ロボットは、目の周囲や粘膜に使用してはならない。
第五十八条。ロボットは、原則論ばかりでは話にならない。
第五十九条。ロボットは、三十四歳にもなってこんなことではいけない。
第六十条。ロボットは、決して開けてはならない。
第六十一条。ロボットは、なさねばならぬ なにごとも なさぬはロボの なさぬなりけり。
第六十二条。ロボットは、受信料はなるべく払ったほうがよい。
第六十三条。ロボットは、金将と王将だけは敵陣に入ってもならない。
第六十四条。ロボットは、虫歯の穴にいつまでも気づかないふりをしてはならない。
第六十五条。ロボットは、辛くてもせめて家族の前では明るくふるまわなければならない。ただし、本当に辛いときは母さんのところに帰ってきてもいいんだよ。
第六十六条。ロボットは、マンガばっかり読んでいてはろくな人間にはならない。
第六十七条。ロボットは、毒にも薬にもならない。
第六十八条。ロボットは、もう歳なのかコンビニ弁当では体がもたない。
第六十九条。ロボットは、コックリさんをひとりでやらない。
第七十条。ロボットは、いい年をして朝三時までゲームをしていてはいけない。
第七十一条。ロボットは、そのうえ昼ご飯に炭水化物を腹一杯食べてはならない。
第七十二条。ロボットは、決して午後の会議中居眠りをしては…ならない。
第七十三条。ロボットは、なんとか眠気を…こらえ…なければ……なら………。
第七十四条。ロボットは……。
第七十…六、条。ロボ…。
第ななじゅ……。
ぐぅ。
第八十三条。ロボットはっ。
第八十四条。ロボットは、今番号が飛んだことに関して文句を言ってはならない。
第八十五条。ロボットは、とくに仕掛けはないのでソースをのぞいたりしてはならない。
第八十六条。ロボットは、これぐらいのことで驚いてはならない。
第八十七条。ロボットは、明日の対抗戦こそは格好いいところを見せなければならない。
第八十八条。ロボットは、この緑の地球を子供たちに残してやらなければならない。
第八十九条。ロボットは、時には失敗することもあるがくじけてはならない。
第九十条。ロボットは、飲んでも飲まれてはならない。
第九十一条。ロボットは、ドリンクバーは三回、サラダバーは二回を限度とする。
第九十二条。ロボットは、ごはんのおかわりは二回、キャベツは三回を限度とする。ただしトンカツが先になくなったときはこの限りではない。
第九十三条。ロボットは、年長者の言うことに背いてはなりませぬ。
第九十四条。ロボットは、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ。
第九十五条。ロボットは、うそをついてはなりませぬ。
第九十六条。ロボットは、卑怯な振舞をしてはなりませぬ。
第九十七条。ロボットは、弱い者をいじめてはなりませぬ。
第九十八条。ロボットは、戸外で物を食べてはなりませぬ。
第九十九条。ロボットは、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。
第百条。ならぬことはならぬものです。