広東住血線虫バグ

 第二二話カタツムリバグによってスピードマン各務剛志の血管内に注入され、脳の血管で孵化した寄生バグノイドスピードマンの体内のナノマシンを選択的に破壊するアンチ・ナノマシンとしての能力を持っている(この広東住血線虫バグの大きさ自体は数ミリ程度)。モスキートバグと同様、知性を持たない超小型バグノイドであり、あらかじめプログラムされた以外の動作はできない。

 スピードマン各務剛志の備える体内のナノマシンの能力はこの「広東住血線虫バグ」の持つ破壊能力をはるかにしのいでおり、いずれ体内で破壊され、分解される運命にある。とはいえ、その影響は多大なものであり、物語終盤に至るスピードマンの運命を決定した、といっても過言ではない。

 必殺技は特にない。


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