第二二話で獣人博士・グレイバグと共に登場し、スピードマンに痛撃を与えたバグノイド。変形能力はない(殻の中に隠れる能力はある)。
この段階においてほぼバグノイド研究が完成していた証拠として、このカタツムリバグの完成度の高さがよい例となる。SSSブレードを受け付けない改良型生体硬化ケラチン製の殻、同じく弾力性によってSSSブレードの衝撃を拡散吸収する、柔軟性に富んだ本体など、デンキクラゲバグ、ゾウガメバグの両系統の成果を取り入れた、防御性能としては最高峰に位置するバグノイドとなっている。
反面、戦闘能力は皆無に等しく、唯一の攻撃力は口の中に装備した超ひも場中和能力を有した「銛」であるが、また、これがカタツムリバグの唯一の弱点ともなっている。ほぼ、寄生バグノイド「広東住血線虫バグ」のための運搬用ヴィークルとして製造され、実戦投入されたバグノイドなのである。
必殺技はこの銛を用いた「広東住血線虫バグ」の注入であるが、これには特に名前はない。