レッドスネークバグ

 第九話に登場してスピードマンに変身前にたたきのめされたバグノイドバグチェンジ前は赤っぽいスーツを着た会社員風の、痩せて長身の男。

 ゾウガメバグで直線的なバグノイドの強化に一応の終止符を打った獣人帝國バグーが登場させた、不正規戦闘用バグノイド。バグチェンジ速度を速めて奇襲能力を高めるとともに、体内の貯毒嚢に作った毒を傷口から流し込むことができる生体強化ケラチン製の牙を持ち、かすり傷一つで対象を死に追いやることができる能力を持っていた。この毒は対象や作戦にあわせて致死毒から軽い麻痺を引き起こすものまで、さまざまに調整することができ、劇中では対スピードマン用としてナノマシン毒(周囲のナノマシンを選択的に破壊するアンチナノマシン)が備えられていた。作戦の失敗から結果的に襲撃は失敗に終わったが、危険なバグノイドであったといえるだろう。

 必殺技は相手に牙を突き立てて毒素を流し込む、「ヴェノム・ファング」であるが、もちろん発揮の機会はなかった。


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