第一二話で出現したバグノイド。バグチェンジ前と後で外見がほとんど変わらない(ビルゲイツに似た外人)。
なんの変哲もない白人に見えるゲイツバグであるが、実験的バグノイドとして、画期的な、非常に野心的な設計を獣人帝國バグーに施されている。従来のバグノイドと全く方向性を変え、人間形態のまま可能なかぎり各部の能力を上げることによって、外見上のバグチェンジを行うことなくゾウガメバグの三〇パーセント程度の装甲、レオポンバグの五〇パーセント程度の機動力、そして人間用の武器(拳銃、コンバットナイフ等)を操る能力を合わせ持たされた、恐るべき個体なのである。これを獣人帝國バグーでは「ハイブリッドバグノイド」と称し、主としてスピードマンの油断を誘うことによって勝利を期していた。
結果としてスピードマンと交戦することなく、ワタナベクリエイトの一社員に倒されたゲイツバグであるが、獣人帝國バグーではこれを調整不足などによる不安定さによる偶発的な敗北であると判断しており、後の「ヒューマンバグ」などの真に恐るべきバグノイドへ、その開発経験を生かされることになった。
必殺技は手と足の関節を同時に極める関節技「サービス・パック」であるが、発揮の機会はなかった。