カニバグ

 第四話に登場して各務剛志の部下を惨殺し、自爆したバグノイドバグチェンジ前はかに道楽の店員に偽装していた。

 生体強化ケラチン装甲の実験体でもあるカニバグは、その外見どおり、強力な装甲を身に付けたバグノイドである。数話後で結実することになる装甲バグノイド研究の過程でテスト生産されたバグノイドであり、SSSブレードに対するある程度の耐性を身に付けていたものと思われる。ただし、本命である『ゾウガメバグ』の生産にメドが立っていた時期でもあり、調整はかなりおざなりである。精神的にも非常に不安定で、スピードマンと一太刀も交えることなく自爆している。完全な失敗作であると言える。

 必殺技はハサミを一時的に硬化させて相手を切断する、「クラブシザース」で、各務の部下三人を血祭りにあげている。


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