「大西科学における最近の研究内容」200回記念
第二回「大西科学研究賞」大賞発表
いつもご訪問いただきありがとうございます。大西科学の管理人、ジャッキー大西です。よくよく考えて見ましたらば、二百回記念にみなさまに感謝の気持ちを捧げるどころか、皆さまに私に対する感謝の気持ちを強要する極悪企画以外のなにものでもありません「作品人気投票アンケート」、いよいよ結果がまとまりましたのでご報告させていただきます。昨年末から一月末までの投票期間に、実に86名もの方々からの投票をいただいてしまいました。みなさまの投票、およびいただきました感想を興味深く拝見させていただきました。誠にありがとうございます。
集計のルールは前回と同じですが、一応ご説明いたしますと、まず、5つまで選んでいただいた方の票は、すべて一点として各回の得点といたします。選んでいただいた数が1つでも5つでも一つ1点です。6つ以上、今回は最大23個もの文章を選んでいただいた方がいらっしゃいましたが、5個以上選んでいただいた場合は、各作品に入る得点は、数に応じて減ることになります。一人のあたりの持ち点、5点を分配して、たとえば、10個選んでいただいた場合、回答一つにつき0.5点入るということになります。と、このようにして、集計させていただきました。
では、このルールで集計いたしました結果を以下に、一位から順番に発表いたします。
- #124.人身事故事例報告書
- 加速器施設地下で起きたある事故の顛末を報告する報告書のかたちをとって書きました、この回が第一位となりました。得点は19.89点。おおむね四人に一人の方に支持していただいたことになります。
やっぱり、日常暮らしていてボケたのにツッコんでくれなかった、というのが一番辛いもので、それが多数の方の共感を呼んだのかもしれません。せめて、こうした悲劇を目の当たりにした私たちは、相手がいかに陳腐なボケをかましてももれなく救ってあげようではありませんか。「ばかだねえ」。それだけで、言ったほうは救われるのです。恐るべきことにほとんど実話なのですが、このとおり報告すると作中の「浜崎亘」さんと同じように私も左遷されかねないので、内緒にしておいてください。
- #199.にんげんの幽霊
- 前後篇になっているため票が分かれた、という理由があるのかもしれませんが、ともかく、フィクションではこれがトップとなりました。第二位は、このテポドンとフミハルの冒険を描いた小説形式の文章です。17.58点でした。198回、199回を続き物にしてしまうというのは大変バランスが悪いのですけれども、198回を書いた時点でどうしても続きを書かなければならないと思いまして、続けて二回分書いてしまったといういきさつがあります。
しかし、幽霊などというものを登場させてしまっては、もはやどこからどう見ても「科学」ではありません。全ての「科学の子ら」にここで謝罪したいと思います。もうしませんから、許して下さい。
- #190.夕暮れに竜で
- 15.83点で第三位となりましたのが、このドラゴン雑文です。実はこの文章、少し前のある日、竜が遊びに来て、それに乗って飛ぶ夢をみたもので、それをきっかけに書いたものなのですが、その夢のリアルなことと言ったら、目が覚めた後、自分が竜に乗ったことなどない、ということがしばらく信じられなかったくらいでした。私の頭の中には、変なものが詰まっているものです。しかし、二八歳にもなって、ドラゴンに乗る夢を見ていちゃあいかんとは思います。
- #110.超伝導遥かなり(後篇)
- こちらも前後篇の後篇です。私の高校生活最大のイベントであった、文化祭を描いたこの文章が第四位となりました。得点は15.29点です。高校生の時というのは、なにもかも大ざっぱで、いいかげんで、私についてきてくれた部員たちには本当に申し訳ないと今でも思っているのですが、とはいうものの、二度とはない高校生活の、素晴らしい思い出の一つとなったのは確かです。まだ高校生の皆さん(そんなにいらっしゃらないとは思いますが)、大切に毎日を過ごして下さい。
- #176.宇宙間への大飛球
- 非常にまっとうな「科学エッセイ」を書いたつもりでおります、こちらが第五位、14.66点をいただきました。本当にソフトボールの練習をしながら思い付いて書いてみたのですが、書いていることは、文章中にもあります小松左京氏の「さよならジュピター」をはじめとしてさまざまなところで言われていることながら、光速度が同じスケールでどのくらいの速度になるか、というのは少し珍しい視点かもしれない、と思って書かせていただきました。このソフトボール大会、我々のチームは一回戦ではめでたく勝利をおさめたものの、二回戦で惨敗を喫しました。それでもベスト八に入って賞品が出た、というところが、何か凄いです。
- #131.五月晴れの朝に
- 数えきれないほどのSF小説を読んで育ったものとして、一度はタイムマシンでなにか書かなければならないという使命感に燃えて書かれましたこちらが13.28点で、第六位です。実は、あらすじをちゃんとまとめないで書き始めたのが悪かったのでしょうか、完成するまでにかなりの時間が経過しておりまして、あまり「五月晴れ」という単語にふさわしくない六月の話になってしまいました。しかし、阪神のあの最後の輝きをおさめられたのは、怪我の功名かと思います。
- #147.研究に自由を
- 12.10点で第七位は、暖めていた自由研究ネタを一気に公開いたしました、こちらの文章です。こういう、なにかを列挙することによって構成される文章(勝手に「列挙もの」などと読んでいるのですが)は、いつも、どれだけやればいいのか、どうやって締めくくればいいのか悩んでしまいますが、わりあい評判がいい傾向にあるようです。悩んだかいがあります。ところで、ここに書いたアイデアを使って自由研究ができる年代の人、その年代の子供がいる人、というのはどのくらいこのページを見て下さっているのでしょう。なんだか、ひどく少ないのではないか、と思うのです。
- #198.ねこの幽霊
- 第二位の「にんげんの幽霊」の前篇ということになります、こちらは第八位となりました。11.35点です。どうでもいいような話ですが、ここに登場するテポドンのモデル猫となった本物のテポドンは、最近友人ができたらしく、よく他の猫と一緒に、私のアパートの周りをうろうろしています。こちらには「パトリオット(パット)君」という名前をつけました。なんとなくですが、テポドンは雌猫という気がするのです。
- #109.超伝導遥かなり(前篇)
- 前後篇のもう一つ、こちらは僅差の11.16点で第九位です。そういえば、この超伝導物質を含む出品を作るために毎日放課後、部員達と残って作業をしていたのですが、大西は疲れているとすごく乱暴になる、ともっぱらの評判でした。乱暴といっても、態度や言葉はいつもの通りなのですが、質問への答えが乱暴になるのだそうです。たとえば「部長、この試料、どんだけ混ぜるんだっけ」というような質問に、「うん、そう」とか「四塩化炭素」というような答を返しているのだそうで、確かに、乱暴です。
- #129.頭上のテキ
- ベストテンの最後の一つは、10.33点で、こちら、ある意味で「眼下のテキ」と対になった前後篇の後篇ともいえる、こちらです。「弟のファンである」という感想を数多くいただきまして、私は弟にそのことを話して調子に乗らせたものかどうか思案しているところです。って、これも読むのか。ところで「眼下の敵」というタイトルの元ネタはUボートと駆逐艦の戦いを描いたあの小説(映画のほうが有名かも)でいいわけですが「頭上の敵」という話はありません。実はこちらは「頭上の敵機」なのでした。ああ、今私はどうでもいい話を書いている。
- #161.風使いの晩夏
- 実は大西は超能力者であって、こうして小説めかした文章を発表することで同志を探そうとしているのだ、と一部で噂になっていたという(本当かなあ)この回が、第一一位でした。9.84点です。しかし、なんで、ああいうときって、ぱっとそこに目がいってしまうんでしょうねえ。ばかですねえ。
実は「炎使いの厳冬」「水使いの早春」というふうに続きを書いてゆこうと一瞬だけ思ったのですが、「土使いってなんだ」という内からの声に負けて、続篇は書かれないことになりました。四人集まると、すげえ力を発揮するんですよ、きっと。
- #132.アイテムについて
- 第一二位は「ワンダリングガイズ」を構成する一つのピースである、この文章でした。獲得点数は8.67点。意外に多くの方に「ワンガイ」続篇希望のお言葉をいただいておりまして、意を新たにしております。しかし、ミカグラ一二八、売れていないハードウェアらしく、ウィンドウズに移植希望のお便りもたくさんいただきました。ええ、「ワンダリングガイズ」はミカグラ一二八の機能の限界を引きだして作られたゲームでありハードの特性の違いが……
- #123.マはマックスウェルのマ
- 「永久機関」について書いてみました、こちらが8.29点で第一三位です。この最後に提示した「水車機関」の謎は、まだ解けておりません。これを書いてから、ある科学雑誌に、これを作ることに成功した、という小さな記事が載っていたのを見たのですが、それって、もしかして凄いことなんじゃあ。ええとその、どうしてこんなに小さい記事なんでしょう。あああ、誰か教えてぇ。
- #134.生きているって素晴らしい
- 第一四位、8.22点は、このタマネギ雑文です。我ながら、また普遍性に欠ける笑いだということは分かっているものの「ゴールドエクスペリエンス状態」という表現が異様に気に入っています。みんな「ジョジョの奇妙な冒険」の第五部なんて、読んでいないんだもんなあ。本当に、あんな感じだったんですよ。
- #173.数拳で勝負だ
- 弟との戦いを描いたこの文章が8.21点取って第一五位でした。「数拳」という言葉は私がこの文章中ででっち上げた言葉なのですが、このあと掲示板で「いっせーの」なり「う〜」なり、とにかく数を出すときのかけ声から来た名前で呼ばれている、ということがわかりました。なんか、いい加減なような気もしますが、そういえば「ジャンケン」だって、かけ声ですからねえ。
- #167.イベントについて
- ……移植に際しては大きな障害になると予想され、検討の結果…。というわけで、こちらは第一六位となりました。得点が8点ちょうどです。これで、おおむねゲームのあらましが判明するわけですが、もっとこう「モンスター辞典」とか「スキル・必殺技一覧」とかさんざん遊んでからやるべきではなかったかという気もします。ああでも、そこまでやったら別のページを作らないといけなくなります。
- #102.バースデイの外なる悪魔
- 読み返すとなんだか恥ずかしい、この文章が第一七位でした。得点は、7.95点。プレゼントに最適なのはやっぱり「役に立たないもの」ではないかと思います。あるとき、私の弟が、もう一人の弟にあげた誕生日プレゼントは「身長一メートル二十センチの巨大ピンクパンサー」のぬいぐるみでした。実際、そこまで大きいと存在だけで笑いになります。あまりの衝撃に私たち兄弟の間で「ピンパン」というあだ名で通じるようになった彼は、いま弟の彼女のお母さんの部屋にあるのだそうです。たらい回し、ってやつですか。
- #153.クローニング苦労人
- 第一八位は、7.10点を獲得したこちら。ドナーカードですが、持っていない人が思っているほど普及していないものでもないらしく、私の近所のコンビニのレジの近くにある「ドナーカードを自由にお取りください」の箱の中身は、いつも一杯になっては空になってを繰り返しています。どうも、かなりの人が持っていくらしい。私みたいに一人で何枚も持っている、ということかもしれませんが。
- #189.たとえばこんな女子中学生
- 同点で第一八位です。いつまでたっても、女性というものがわからないような気がしている私ですが(あなたが男性なら同意してくれますね?)、中学生はそもそも男の子だってわからないので、もう女子中学生というのは別種の生き物のように思えます。噛まれたら痛いし毒を持っているかもしれないので、まっとうな人間なら、近づかないものです。
- #101.あっぱれさかなセンター
- 6.54点で二〇位、一部静岡県民におおウケしました、この紀行文です。実はこのときまだ「さかな大食堂」に入ったことがなくて、ああもあろこうもあろと想像していたのですが、この前、ついに初めてここでマグロぶつ定食を食べました。ものすごい「ぶつ」でした。このペースでマグロを食べていると、そのうちマグロは地球の海から消えると思います。ああ、でも、おいしいんだなあ。
- #111.皆様へのウィルスの警告
- これも同点で第二〇位でした。架空のウィルスへの警告です。かっこ笑い、顔文字なんかを使う人は割と多くて、いつかは対峙する必要がある、などと思い詰めて書いた印象があったのですが、そういえばと見回してみれば、私の掲示板や私へのメールなんかでそういう記号を使う人というのはあまりいません。実は、たいして普及していないのでしょうか。あるいは、私のページを見て、みんなのパソコンがウィルスに感染した、ということだったりして。
- 二二位以下の文章をタイトルだけ、得点順に並べることにいたします。まずは、四点以上獲得した回です。
- #171.密室の恐怖
#106.明日のための生返事入門
#118.愛
#146.昭和七年、夏
#169.インフレーション小宇宙
#191.グルグルグルメ
#177.現れた男
#155.ご機嫌蛙生活
#127.眼下のテキ
#137.戦え防空隊
#120.逆ギレ道
#164.暮らしの中のブラックホール
#114.レイン・クラッシュ
#197.アカイスイセイ
#136.昼下がりの街角で
#104.言葉使い師への勧誘電話
#180.年月
二〇位との得点差は最大三点ですから、惜しくも次点となりましたが、ぽんぽんと何票か票が入れば、すぐ上位に入る可能性があった文章たち、ということになります。二〇〇回までの「オススメ」は、このあたりまで、ということになるのではないでしょうか。いかがでしょうか。
- 三九位以下、四点よりも下で二点以上獲得した文章たちです。マニア受けということです。ってそんなこと言っちゃいかん。
- #141.カレンダーガール
#163.二ケタの知識で
#196.カレー体質
#187.溶けだせ青春
#166.お茶の間スーパーコンピューター
#170.くじら座通信
#107.四つの力を一つにあわせ
#172.みんな大好き
#122.階下のパラッパラッパー
#156.水は血よりも
#144.見よ灰色の脳細胞
#138.ロスト・ファンタジー
#157.バトルオーバーパーキング
#175.死が二人を分かつまで
#154.温泉で泳げ
#182.静寂の音
#168.出せなかったファンレター
#185.花屋敷の殺人
#126.それは夕立のように
#130.ゴッド・ブレス・ユー
#125.君がまぶしくて
#103.フューチャープラネット
#193.くらやみ坂へようこそ
#192.ミレニアムエクスプレス
#150.紀伊へ
#194.浮かぶ疑問符
などということを言いながら、この辺りにも自分で気に入っている文章はたくさん入っています。半分より下だったのかぁ。ええ、ともかく、印象としては、たいへん票がわかれた感があります。
- 二点よりも下だった回です。六五位以下ということになります。たとえ、たったひとり、あなただけに支持をいただいたのだとしても、私の、書いて良かったという達成感は十分満たされております。ありがとうございました。
- #133.平行世界の戦士
#140.論述問題
#179.ビギナーズ・パラドックス
#162.観察こそわが命
#121.青をこころに
#165.こおろぎ
#108.そんなにも便利な発想法
#183.ぼくらの世界観
#145.一九九九年のターザン
#142.ふたごたちへ
#200.二〇〇にこだわる
#188.大断層
#143.夢をかたちに
#174.東海日記
#152.草津へ
#113.あなたも主人公になれる
#115.電話を待ちながら
#148.月食に関するいくつかの知識
#139.西へ追う男
#119.実験
#105.ある準備運動の獲得形質
#184.失われた遺産
#160.交換関係
#158.憂鬱な復路
以上、八八位まででした。一〇〇位までに、得票がなかった回があと一二あるわけですが…。リンクは張らないでおこう…。
というわけで、投票をいただいた皆さま、大変ありがとうございます。重ねて満腔の感謝の意を捧げたいと思います。近ごろ更新頻度が落ちている私ではありますが、今後とも喜んでいただけるような文章を書いてゆきたいと思っておりますので、ぜひこれからもご愛顧いただければ幸いです。
おまけ
二回目にして恒例になっております、オマケアンケートの集計結果です。今回は「へっぽこな心理テスト」ということで、途中一回質問を変えましたが「ある種の心理テストとされているもの」を実施させていただきました。結果は次の通りです。
(1)コップの中の水の量は?
少しだけ入っている。7票
半分だけ入っている。4票
八分目に入っている。14票
あふれんばかりに入っている。14票
(合計29票)
これは、以前私が書いた「夕暮れのポケットモンスター」という文章にもちょっと登場した、有名な心理テストです(さすがにご存知ですよね?)。コップの中の水の量を答えただけで、どうして異常性欲者扱いされねばならんのだ、だー。ということになるあれですが、知らない方のためにご説明しますと、これは「性欲の量」ということになるのだそうです。心理学的に見て。本当かなあ。怪しいなあ。ええ、ともかく、おおむね皆さん、すごくすけべえであるということが、わかりますねえ。
(2)ある雨の日に脱げてしまった靴は、次の色のうちどの色でしょう?
赤。7票
白。4票
オレンジ。10票
青。3票。
黒。19票。
靴は履かない。3票(←嘘をつくなーっ)
(合計46票)
というわけで、問1は、新年からこちらのテストに切り替えました。えーと、これなんですが、怒る方もいるかなあ。「終わった恋に対するあなたの態度」なんだそうでして、おいこらどこの心理学者がそんなことを言ったんだ話してみろという感じであるのですが、ともかくも雨の日の忘れた靴に対する思いと、過去の恋愛感情に対する思いは脳で同じところにあるんだそうです。で、色と感情の関係ですが、
○赤:もしも、あのころに戻れるのなら、とずっと思っている。未練に体が引き裂かれそう。
○白:早くも見つけた新しい恋をすっかりエンジョイしている。未練はない。というか、いまさらそんなことを言われても困る。
○オレンジ:昔の恋人のことは今でも忘れられない。血は止まったが、触ればうずく古傷のように、かすかな未練を引きずっている。
○青:早く次の人を探して忘れようと積極的に思っているが、それは過去のことを忘れたいと思っているから。
○黒:すっぱり昔のこととして割り切ることができる。新しい恋への、準備は万端エブリワンウェルカム。
○黄:表向きは強がるが、割り切っていない内心を引きずる。時々思い出しては妄想にふける。
おい、黄色なんかなかったやんけ、というツッコミをよろしく。ええ、なんというか、選択肢に入れるのを忘れていました。すいません。しかし、なんですね、黒はわかるとして(よくある色ですから)、「オレンジ」が多いというのはやっぱりいっしょうさんの影響なんじゃないでしょうか。ううむ、だとしたらおそるべし、いっしょうさん。
(3)私の手を握って下さい。どの指がいいですか?
親指。9票
人さし指。37票
中指。5票
薬指。6票。
小指。13票。
どれも嫌。15票
(合計85票)
期間中ずっと掲げておりました問3は「相手に対して抱いている感情」を表すのだそうです。この場合、手を広げているのは「私」なので、これをお読みのあなたの、ジャッキー大西に対する感情を表すことになりますね。ああ、楽しみです。
○親指:相手のことを尊敬している。師匠だと思っている。学ぶべきところが少しはあると思っている。
○人さし指:敵だと思っている。機会があれば、二度と起き上がれないようにたたきのめしてやろうと思っている。月の明るい夜ばかりじゃないぞと思っている。
○薬指:相手のことをいい友達だと思っている。ツルんでワルいことをいっぱいしようと思っている。カラオケで私が歌を歌ったら義理で拍手くらいはしてあげようと思っている。
○小指:恋人にしたいと思っている。ええ、男同士の場合は、この設問はなかったことにしてください。あなただって、嫌でしょ。
おい、今度は「中指」がないやんけ、中指を選んだオレの気持ちはどないしてくれるねん、と大阪弁で毒づくあなたの顔が目に浮かぶようです。すいません、わかりません。この心理テストを教えて下さった方が「中指ってなんなのか、わすれちゃった」という意味のことを言われたのです。忘れるなあっ。っていうか、そんなの出題するなあっ、俺。
ああ、しかししかし、なんて敵が多いんでしょうか私は。「まっぴらごめんです」という、実はこの答えをいただくたびにざっくり傷ついて、こんな設問付け加えなかったらよかったと心底後悔したものと足しあわせると半数を超えてしまいます。そうかよ、いいよもう。ぼくだってみんな嫌いだい。
ともあれかうもあれ、投票をいただいた皆さまに、重ねての感謝の気持ちを捧げたいと思います。遊んでいただきまして本当にありがとうございました。類似の企画ありましたら、またのご参加を、ぜひ、よろしくお願いいたします。
[トップページへ]
※投票結果、コメント、心理テストに対するご意見ありましたら、ぜひ大西までお知らせ下さい。「中指」の意味、俺知ってる、という方はぜひ情報よろしく――と書いておりましたら、さっそく情報をいただきました。中指は「普通」だそうです。薬指未満、人さし指以上とのこと。「パの字」さん、情報まことにありがとうございました。感謝。